



日RKK住宅総合展示場内の一区画に位置する展示場の内装工事。工業化住宅である強靭な躯体を母体に、築100年の住宅建替えをテーマに、「伝統」「保存」「落ち着き」のキーワードをデザインに反映させました。
空間デザインのこだわりとして、県産の内装材を取りまとめ、地域性の表現を付加しました。県内のアーティストの作品や伝統工芸品、骨董家具など、手作り感の中に伝統のものやオリジナル作品を配置し、趣きを演出しました。また、「シンプルに美しく暮らす」モダンな生活スタイルも提案事項として盛り込みました。

「リビングは何するところ?」の問いかけをテーマに、吹抜けと2階の空間的なつながりや構造体を生かしたオープン空間で構成し、目線の位置や素材との関わりをディテールに落とし込みました。

玄関ホール。外部のアプローチから連続性を確保するために自然の石張りを張り伸ばし、お客様や家族を迎える「趣き」を大切にしたデザインに組み入れました。和紙の明かりが人を柔らかく迎えてくれます。

ダイニング。「伝統」と「保存」のデザインの中にモダンさを表現するために、障子をステンドグラスに見立て空間の演出を施しました。自然光から透過する明かりが柔らかさを強調しています。

トイレ。県産のい草和紙を壁・天井にあしらい、水がかりの壁面には杉皮の素材を組み込み、利便性を高めました。紙巻器やタオル掛けもオリジナルデザインで構成しました。

照明器具は、既製照明にない味わいと趣きを演出するために、余剰和紙でつくり上げました。明かりの味わいを深く感じます。

小屋裏部屋。小屋裏の空間確保が容易に取れるため、ここでは「蔵」を演出。家庭の中には、捨てられないものを蔵の中に配置し、空間を美しく見せるイメージを植え付けます。

ワークショップの状況。完成前のメインの仕上げを関係スタッフでつくり上げました。展示場に「思い入れ」を持って頂くための楽しいイベントになりました。

和の設えにも曲線の框で新しいニュアンスをプラス。生活上の転倒を防ぐため曲線の境界線を強調し安全性の低下を防ぎました。

慣れ親しんだ旧家の家具や家財道具なども、リフォームの際に再利用。飾棚やテーブルなどにカタチを変え、ご家族の住空間を彩ります。



| 依頼者 | セキスイハイム熊日RKK住宅展示場 |
|---|---|
| 家族構成 | --- |
| デザイナー | 今村宗俊 |
| 予算 | --- |
| 施工部分 | 住宅展示場内装、家具・備品・設備含む |
| 築年数 | --- |
| 工期 | 2.5ヶ月 |
| 平米数 | --- |

モノトーンの内装デザインをベースに、空間の拡がりと立体的なつながりを配慮したデザインを目指しました。
シュミレーションを重ね、ご家族のコミュニケーションと個の関係を考えながら、一新する間取りを組み立てました。
趣味を活かした、のびのびと楽しい暮らしを実現しながらも、モノに溢れずシンプルに生活できる空間をテーマとしました。
大小7つのガーデン花壇に囲まれた豊かなくらしを演出しました。
思い出のある古い柱や梁を活かしながら様々な工法を施して新旧素材をなじませ優しい風合いを目指しました。
南側6帖を洋間にして明るい部屋でおしゃべりをしたい。動線を考慮したご年配の一人暮らしのケースです。
熊日RKK住宅展示場の一区画に位置する展示場の内装工事を行いました。