



和初期に建てられたNさん邸。今村さんは「趣のある古民家なのでなるべく現状を生かしたい」と、既存の建具などを仕切りや壁のオブジェとして再利用。床や天井、壁などの木部はすべてにして白壁を際立たせ、さらに自然塗装や間接照明を使うことで印象が重くならず、美しい木目が生きた空間になりました。

「ごろごろリビング」と名づけられたご主人憩いのスペース。和室との35㎝の高低さは、足腰を鍛えるためにあえて設けた。奥の仏間は、建具を閉めれば完全に独立。法要の際に気兼ねしなくてよいように玄関から直接出入りできるようになっている。建具を開け放てば庭から玄関まで風が通る。

細かく仕切られた間取りを一新し、広々としたLDKと和室が誕生した。和室の壁は珪藻土の色を調合し同系色の川石で風の流れる様子を造作。床は無垢の輸入唐松に自然塗料を重ねて美しく見える工夫を。

ハケ跡で小さな風を、小石で大きな風を表した「春の風」。新しい家のシンボルとして和室の入口に施されている。

段差を生かした大収納。荷物が重くなっても楽に出し入れができる工夫が施されている。

手元が見えないように高いカウンターを設けたキッチン。二人並んでも余裕の広さを確保し、無駄のない設計で料理も片付けも簡単になった。接する収納棚は、リビング・キッチン両側から使え、換気ダストを隠す役割も。

絵画や陶器が好きなご主人のために、デザイナーが美しい素材をセレクト。洗面所のドア上には英国製アンティークのステンドグラスでアクセントをつけた。



| 依頼者 | 福岡県N様 |
|---|---|
| 家族構成 | 夫婦、子ども2人 |
| デザイナー | 今村宗俊 |
| 予算 | 980万 |
| 施工部分 | リビング、ダイニング、キッチン、土間、浴室、トイレ、製麺、玄関、その他 |
| 築年数 | 73年 |
| 工期 | 4ヶ月 |
| 平米数 | --- |

柔軟な発想で思い出を形に残してくれました
古い建具がオブジェになったりと今村さんの提案には驚きがいっぱい。リフォーム工事に参加するのは大変だったけれど、家族も今村さんも職人さんも一丸になって完成させたという達成感と満足感で胸がいっぱいです。


モノトーンの内装デザインをベースに、空間の拡がりと立体的なつながりを配慮したデザインを目指しました。
シュミレーションを重ね、ご家族のコミュニケーションと個の関係を考えながら、一新する間取りを組み立てました。
趣味を活かした、のびのびと楽しい暮らしを実現しながらも、モノに溢れずシンプルに生活できる空間をテーマとしました。
大小7つのガーデン花壇に囲まれた豊かなくらしを演出しました。
思い出のある古い柱や梁を活かしながら様々な工法を施して新旧素材をなじませ優しい風合いを目指しました。
南側6帖を洋間にして明るい部屋でおしゃべりをしたい。動線を考慮したご年配の一人暮らしのケースです。
熊日RKK住宅展示場の一区画に位置する展示場の内装工事を行いました。