



炉裏のある玄関は、まるで100年前の建築当初から存在するような趣き。
でも実際には古い和室を改装したもの。このように古いものと新しいものが違和感無く調和し、見事な輝きを放っているところが、このリフォームのポイントです。
「思い出のある古い柱や梁を活かしながら、今の暮らしになじんだホッとできる住まいにしたかった」とのN様の思いを受け、 デザイナーは古材に負けない存在感のある自然素材を提案しました。例えば、わらすさ入りの土壁、杉30ミリ厚の床板、秋田杉天井板、手すき和紙の壁紙、い草和紙のふすまなど。新旧素材をなじませるため、杉板などには柿渋を塗り重ねました。自然素材の微妙な表情を際立たせる間接照明やスポットライトも提案。気分に応じて雰囲気を演出できます。
以前独立していた台所と茶の間は一体化させてリビングに。かつての玄関(土間)は月見台を備えた和室にしました。 「子供たちや私たち夫婦友人がよく遊びにくるようになったのですが、居心地がいいのかなかなか帰ってくれないんですよ。」と笑顔の奥様。優しい自然素材で彩られ、心地よい空間が生まれたようです。

元和室を囲炉裏つき玄関に大胆リフォームして、お客様を温かくおもてなし。また、囲炉裏は使わないときは閉じ、普通の玄関として使用できる。

23畳のLDKは家族のコミュニケ―ションの場。

歴史を感じさせる床柱や梁と、モダンな手すき和紙を配した壁が調和した、洗練された客間。

補修し柿渋を塗って風合いをよみがえらせた葦の天井、珪藻土を配合した壁に杉材を利用した収納と床。新旧の自然素材が見事に調和したリビングに。

和室から続く月見台。工事中に月があまりに綺麗で坪庭の予定から急遽変更しました。

和室から玄関をみたところ。2つのふすまを開くと約24畳の大空間に。

中央に配した玄関は、以前からこの場所にあったかのように馴染んだ佇まい。



| 依頼者 | 熊本県N様 |
|---|---|
| 家族構成 | 夫婦、子ども3人、犬 |
| デザイナー | 今村宗俊 |
| 予算 | 1559万 |
| 施工部分 | リビング、キッチン、洋室、トイレ、洗面、寝室、子ども部屋、玄関、屋根、エクステリア、その他 |
| 築年数 | 30年 |
| 工期 | 3ヶ月 |
| 平米数 | 233.81㎡ |

思い出深いものに新しい命を吹き込んでくれて感謝。
使わなくなった土間の上がり框を新しい和室に再利用してくれるなど、提案だけでなく暖かい心配りを感じました。 リフォーム後は、子どもや私たち夫婦の友人がよく遊びに来るようになったのですが、居心地がいいのか、なかなか帰ってくれないくらいなんですよ(笑)。


モノトーンの内装デザインをベースに、空間の拡がりと立体的なつながりを配慮したデザインを目指しました。
シュミレーションを重ね、ご家族のコミュニケーションと個の関係を考えながら、一新する間取りを組み立てました。
趣味を活かした、のびのびと楽しい暮らしを実現しながらも、モノに溢れずシンプルに生活できる空間をテーマとしました。
大小7つのガーデン花壇に囲まれた豊かなくらしを演出しました。
思い出のある古い柱や梁を活かしながら様々な工法を施して新旧素材をなじませ優しい風合いを目指しました。
南側6帖を洋間にして明るい部屋でおしゃべりをしたい。動線を考慮したご年配の一人暮らしのケースです。
熊日RKK住宅展示場の一区画に位置する展示場の内装工事を行いました。